臨死体験05/08/09
2005年8月8日、日本テレビ系列で、臨死体験を特集する番組を放映していた。

最近の日テレ系列は、心霊現象・超上現象を科学的に解き明かす(ある意味否定する)立場での番組作りが多いように思える。(ひょとすると、かつてのA新聞系列とは逆!?)
さて、今回の内容は、実例と実体験を列挙しながら、医学的(科学的)考察も交えての、なかなか説得力のあるものであった。
わからないことは、わからないと言い切るのも、ある意味さわやかである。(その昔の大学生は教授に対し質問に対し説明不可のまま退席する事を禁じたと言うが。)
だが、なによりも興味を持ったのがラスト近くのコメントである。
「私は、何者のかの力によって、生かされている事を、強く感じた」である。さて製作者は意図したのか、偶然なのか???
聖人の、お言葉と重なっていないか?しかし、未だ私は、なにかに生かされて居るとは感じられない、もっとも自分ひとりで生きていると、言い切れる自身も無いが。(修行が足らない=じつは、これほど真宗に似あわない言葉も無いが^^;;;)そして、臨死体験など、けっしてしたくも無い!!!(^^)

これは有名な映画のセリフだが「死を恐れないと、死んでしまいたいor生きて居たくない、は別の事だ。」と言う。
それは、ともかく「命ばかりはご勘弁を」そう言える、煩悩具足のままでも良いでは無いのかな^^???。


  過激な発言04/03/23

S価学会員の耳に念仏

解説:本来の意味はどのように素晴らしいものでも、その価値を理解できない者にとっては無意味である、と言うことだが、昨今、価値観の多様性を認められない偏屈者にはなにを言っても無駄だと言う意味に使われているらしい。

確かに、空理空論の代名詞である「お〇目」を信奉する彼らに、経典のステレオタイプである「ナンマイダ」は不快であろう。


  北枕03/06/29

AREA−Tから飛んで来た方、ちょっと話が違うぞ!?と思われるかもしれません

直でここにきたかたAREA−Tで何を言ったか見たい方はこちらで

例によって下間如宴師のお話を元にしたものです。
覚如上人の御伝抄(親鸞聖人伝記)及び親鸞聖人の正像末和讃を見ると、親鸞聖人・法然上人は共に「頭北面西右脇」の姿で命終を迎えておられます。右脇を下にした、釈尊の入滅時(人間としての死)の姿で、なおかつ顔が西に向くようにすると必然的に頭は北向きになるわけです。
これについては、「頭北面西右脇」が当時、命終時の常識であった蓋然性が高く、これが所謂「北枕」の起源である。とは 言い切れない面があります。(要追加調査)
ともかくは、真宗においては顔を西に向けるのが本意であり、頭が北を向くのはあくまで結果であります。また正確に「西」である必要は無く、仏壇等を西に見立てても良いのです。
最近一部で、死者の安置に際して、方位磁石を持ち出して「北」を特定する・・・と言う行為が行われているようですが。 それは全くのナンセンスであると言う事です。

但し、下間如宴師も私の問いに対し心証として肯定できるとしたのが「顔を西に向けるのは浄土信仰を基底にする真宗だからこそであり他の宗派の方は死者の安置に際して、こだわって無かった可能性がある。」つまり面西の安置のしかたが、次第に他の宗派にも真似されて、同時に、本来の意味でなく「頭を北に向ける」とされて行ったと言う筋書きに状況証拠はあるわけです。

頭北面西≒北枕が、当時の世相を真宗が取り入れたものなのか、真宗の風習が迷信に変じて行ったのか、いずれにせよ真宗が一枚かんでいるのは確かなようです。今後も調査を続けるつもりです。


  霊魂02/04/11
ホントに存在するのでしょうか・・・?

自然科学の立場からすれば(相対性理論を根幹にする)否となりましょう。そもそも自然科学の立場からの、生命?は解き明かされつつあると感じます。

もし霊魂が物質であるならば(一説によると数グラムとか、未発見の物質か既知の物質を含む化合物か)それは生物のどこに存在するのでしょうか?私の知る限り生物の内部にそのための隙間は確認されていないはずです(物質であるなら存在する空間が必要となる)。肉体の外部に憑依しているなら、例えば満員電車の中、霊魂も押し合っているはずですよね(笑)
もっと判らないのは死後の世界はどこにあるのでしょうか?それは少なくとも宇宙空間の中でなければ為らない!(でも、どうやって行くの?)
死んだら、霊魂がこの世から消滅するならば「質量保存の法則」にもとる、それとも「エントロピーの法則」に基づいて分解して行くのでしょうか???

もし物質でないのなら・・・?それが、本来有機体の塊に過ぎない生物をどうやって制御するのか・・・?
まして死霊となって人の姿になったり、生きてる人間に対してどうやって(悪さを含む)影響力を持つのか・・・?
まあ要するに存在しないも同然と言う事です。

さて、お寺のホームぺージに、なんてこと書くのか!と、お考えの方も多いかと思いますが。私が言いたいのは世の幽霊話、悪霊だ除霊だの類は迷信だと言うことです。
但しエンターテイメントとしては面白い、さらに言えば世の霊能力者を名乗る人々ですが。カウンセラーとして高い能力を、お持ちであると思います。(適宜パフォーマンスをはさみ、相談者の迷い甘えを取り除いていく)

近い将来、生命は科学的に説明されると思います。しかしながら、それを論理的に理解する事はできても、感覚的に受け入れるのは困難なものになると思います。
そこに霊魂と言うフィルターをはさむのは有意義な事と思います。そして、そこに宗教の意義があるのだと思います。


  入院02/03/25
始めに、今回は
AREA−Tと同時掲載になります。

私は以前

  • 普段は「たまに入院でもして、ゆっくりしたい」なんて思っていても、いざとなれば「それは御勘弁を」
  • ですから、人間とは勝手なものですな。
    ・・・と、このコーナーに書いた事があります。#AREA−T参照

    今回一週間程入院していました。理由は「鼻腔矯正手術」です。昨秋医師より奨めを受け、今春自分に時間が空く事もあり、自分から希望しての入院となりました。
    症状からすれば絶対必要な処置では無く、半分は骨休め感覚であり、また自分自身の現状について「踏ん切り」をつけるキッカケと言う意味も含んでいるものでありました。

    結果から言うと、これがなかなかの重労働だった(!--・・・。
    点滴の尻尾付き・・・。鼻にガーゼを詰め込まれて鼻呼吸が出来ない・・・。(鼻を手術した人は御存知と思います)また、それ相応の規律の中での生活と言う事で以外と神経を使う・・・。そして、体力が回復してくると、今度は退屈と言う、うすのろがまとわり付いてくる・・・。

    やっぱり、これは出来れば避けたいものと言うのが結論でしょうね(^^;;;

    それにしてもイザとなると病院に姿を隠す、ひと達がいらっしゃいますが。あのひと達、病室で一日何してるのでしょうか???>一泊数万円の特別室で・・・

    さて、もう一つの意味、自分自身の現状について・・・。ですが。これはまあ「なんでも良かった。」「要するに、しばらく俗世間から姿を消したかった」からです。
    その意味では有効だったと思います。「じっくり自分を見つめ直す・・・」には至らなかったものの、所謂物見遊山とは違う貴重な経験も得られ、また体調も整える事が出来たわけですから。一石二鳥の効果と考えて良いと思います。
    2002年4月・・・


      開廟にあたって02/01/14
    私儀、田中敬久(たなかゆきひさ)は、このたび
    下間如宴師(吉峯教範様)から寺号を賜り「俗」の身でありながら、一字を構える事となりました。(まあ電脳上の架空の存在ではありますが)

    まずは自己紹介です。
    私は、さる宮司の一族(外縁)と言う事で、永らく神道を自分の宗教観の根幹にしてきましたが、「ある事件」をきっかけに、自分が「浄土真宗寺院」の檀家であることを強く意識するようになりました。

    「ある事件」とは、某宗教団体(オウムでは無い)の執拗な勧誘を受けた。
    この時、反論の根拠が、浄土真宗である事に気がつきました。結果的にはなんとか言いぬけて、事なきを得たと言うか・・・
    以来、敵を知り己を知れば・・・と言う事で、真宗のなんたるやについての研究を始めました。(と言っても書店等で見つけた文献等を読んでみる事ぐらいですが。)
    そんな中、インターネットを通じて、電脳仮想空間・影の本願寺を運営されている、下間如宴師に出会ったのです。(ちなみに、吉峯教範さんは実際に僧侶であります)お寺参りはしても、お坊さんと、お会い出来る機会は、あるようで無いのでは?
    ・・・でなんだ、かんだで下間如宴師の御指導の元、影の本願寺の末寺として「一敬寺」を開設することとなりました。

    私が見る、影の本願寺のテーマは念仏者としての、あるべき道の模索、と同時に「マニアックに、この道を究めたい」というものでもあります。
    調べて見ると真宗の教義は意外と厳しいものであります。形の上でも色々とあります。そのあたりに取り組んで行くのも、結構面白いかも知れないと思っています。
    したがって、今後は、いわゆる抹香臭い事にも取り組んで行きたいと思っています。

    真宗オタクを目指したい念仏者の皆様、念仏者に成りたい他の宗教・宗派の皆様、単にマニアックに研究したい方、今後の御来訪並びに、御指導御鞭撻を願うものであります。

    成人の日に、これをUPするのも、一つの御仏縁か???